籠原駅北口と南口 住むならどっち?

籠原駅周辺で住まいを探している方からすると、「北口と南口では何が違うの?」という点は気になるところではないでしょうか。

現在の籠原駅周辺を見ると、北口・南口とも住宅地が広がっていますが、街の成り立ちや周辺環境には意外と違いがあります。

籠原駅周辺で長年不動産業に携わってきたシティーワンの視点から、北口・南口それぞれの特徴をご紹介します。

まず知っておきたい|籠原駅は北口側から発展してきた街

現在の街並みだけを見ると分かりにくいのですが、もともとの籠原駅は北口側が街の中心でした。

かつては籠原駅から国道17号方面へ向かう道路沿いに個人商店が軒を連ね、北口側に商業機能が集まっていました。

その後、駅周辺の整備が進められ、南口側では区画整理事業が先行して完了。一方の北口側は、従来からの商店や土地・建物の権利関係などもあり、整備には長い時間を要しました。

その北口側も、現在ではようやく区画整理事業の完了が見えてきています。

こうした街の歴史を知ると、現在の北口と南口の違いも理解しやすくなります。

籠原駅北口の特徴

① 籠原駅の「メイン側」として発展してきた

北口は、歴史的に籠原駅の玄関口として発展してきたエリアです。

駅から国道17号方面へ街が形成されてきたため、南口と比較すると商業・金融などの都市機能が集まっている印象があります。

 

② 長期間続いた駅周辺の区画整理が完成へ

北口駅前では長期間にわたって区画整理事業が進められてきました。

昔の籠原駅北口を知っている方であれば、駅前の道路や建物の配置が大きく変わったと感じるのではないでしょうか。

駅前整備が進んだことで、今後の街の変化にも注目したいエリアです。

 

③ 国道17号沿いには飲食店が多い

北口から少し北へ進むと国道17号があります。

国道沿いには飲食チェーンをはじめとしたロードサイド店舗が多く、車で外食する際には選択肢が豊富です。

籠原では日常生活に自動車を利用する家庭が多いため、こうしたロードサイド店舗の充実は生活のしやすさにもつながっています。

 

④ 新たな住宅開発が進行中

2026年8月現在、新堀小学校の近隣では、大手ハウスメーカー4社による共同事業として大規模な住宅開発が進められています。完成すれば100世帯を超える新たな住宅地となる予定です。

少子化などを背景に、熊谷市内でも小・中学校の統廃合が検討されている地域があります。一方、籠原駅周辺では現在も新築戸建ての分譲や住宅開発が比較的活発です。

今回の大規模開発も含め、新しい世帯の流入が期待できることは、籠原エリアの特徴の一つといえるでしょう。

 

⑤ 金融機関は北口側に集中

籠原駅周辺の金融機関を見ると、埼玉りそな銀行、埼玉縣信用金庫、東和銀行などが北口側にあります。

銀行を利用する機会が多い方にとっては、北口側の利便性の一つといえるでしょう。

籠原駅南口の特徴

① 区画整理された住宅地が中心

南口側は北口より早く区画整理事業が完了しました。

そのため比較的整った街並みが形成されていますが、北口のような昔ながらの駅前商店街が形成されたエリアではなく、現在も「住宅地」という印象が強い地域です。

駅の近くでも、少し離れると落ち着いた住宅街が広がっています。

 

② スーパーなど日常の買い物環境が充実

住宅地として発展してきたこともあり、南口側にはスーパーなど日常生活に利用する店舗が比較的多くあります。

「駅前の商業地」というよりも、車を利用してスーパーなどへ買い物に行く、埼玉県北部らしい生活スタイルに適した街といえます。

 

③ 駅から近くても市街化調整区域がある

籠原駅南口の不動産を考える際に、ぜひ知っておきたいのが都市計画です。

駅から徒歩15分程度という場所でも、市街化調整区域となっている場所があります。

距離だけを見れば「駅に近いから住宅地として開発しやすそう」と感じる場所でも、都市計画上の制限によって建築・開発に条件が付くケースがあります。

土地や戸建てを探す場合には、駅からの距離だけでなく用途地域や市街化区域・市街化調整区域なども確認することが重要です。

 

④ 航空自衛隊熊谷基地がある

南口側には航空自衛隊熊谷基地があります。

「航空自衛隊の基地」と聞くと、飛行機の離着陸による騒音を心配される方もいるかもしれません。

熊谷基地は航空機が頻繁に発着するタイプの基地ではないため、一般にイメージする航空基地とは少し性格が異なります。

 

⑤ 金融機関の店舗は以前より少なくなった

南口側にも以前は金融機関の店舗がありましたが、支店の統廃合などによって少なくなりました。

現在は、熊谷商工信用組合(くましん)などがあるものの、金融機関(実店舗)については北口側の方が充実しています。

籠原駅
さくらめいと

北口・南口に共通する籠原ならではの特徴

籠原駅は周辺地域からも利用される「通勤・通学の拠点」

 

籠原駅は周辺住民だけが利用する駅ではありません。

JR高崎線を利用するため、群馬県太田市方面や秩父方面などから車で籠原駅まで来て、そこから電車で通勤・通学する方もいます。

そのため駅周辺には多くの駐車場があります。

一方で、月極駐車場については空きを探すのに苦労することもあります。賃貸物件を探す際に車を複数所有している場合には、物件だけでなく駐車場の確保まで含めて考えておくことをおすすめします。

 

基本的には「車のある生活」を前提に考えたい街

 

籠原駅周辺に限らず埼玉県北部は、東京の駅前のように徒歩だけで日常生活のすべてが完結する街ではありません。

基本的にはベッドタウンであり、日常の買い物や外食などには車を利用する生活スタイルが一般的です。

一家で複数台の車を所有しているご家庭も珍しくありません。

そのため賃貸・戸建てを問わず、籠原で住まいを探す際には「駅徒歩○分」だけで判断するのではなく、駐車台数や道路への出入り、スーパーへのアクセスなども含めて考えることが大切です。

結局、北口と南口はどちらが住みやすい?

北口と南口のどちらが優れている、という単純なものではありません。

北口は、籠原駅のメイン側として発展してきた歴史があり、国道17号や金融機関などへのアクセスがしやすいエリアです。長く続いた駅周辺の整備も完成が見えてきました。

 

一方の南口は、比較的早く区画整理された住宅地が広がり、スーパーなど日常生活に関係する施設が充実しています。

また、同じ「籠原駅徒歩圏」でも場所によって道路事情、都市計画、周辺施設などはかなり異なります。

物件情報に表示される「駅徒歩○分」だけでは分からない部分こそ、実際に現地を見て比較していただきたいポイントです。

 

株式会社シティーワンでは、籠原駅周辺で30年以上不動産業に携わってきました。

賃貸・土地・戸建てをお探しの際には、物件そのものだけでなく、北口・南口それぞれの地域事情も含めてご案内いたします。